設備・機器情報 導入事例

株式会社中村屋さま

補助金を活用し設備・機器の改修とエネルギーマネジメントシステムの
導入。照明のLED化も実施し、大幅な省エネ・省コストを達成。

奈良県・京都府に食品スーパー5店舗を展開する株式会社中村屋さまは、約3年前から既存店舗リニューアルと設備・機器の改修に着手されました。2015年2月には国の補助金を活用してイニシャルコストを抑え、本店である大宮1丁目店の設備・機器の全面改修とともに、エネルギーマネジメントシステム「ERMOS(エレモス )」導入を果たされました。今回は同社の営業統括部長・中村隆司さまに、設備・機器改修による効果などについてお話を伺いました。

営業統括部長 中村隆司さま

営業統括部長
中村隆司さま

株式会社中村屋さま 設備・機器導入のポイント

  • 1. 国の補助金を活用し、空調機器・ショーケース等の改修と「ERMOS(エレモス)」導入。
  • 2. 設備・機器改修により、ランニングコスト約27%減、使用電力量約38%減。
  • 3. 設備・機器改修の成果により、2016年オープン予定の新店舗はオール電化に。
  • 空調機の室外機

    空調機の室外機

  • 冷凍ショーケースの室外機

    冷凍ショーケースの室外機

  • データ収集コントローラー

    データ収集コントローラー

設備・機器の改修に、国からの補助金を活用されたそうですね。

中村さま

中村さま

今回、大宮1丁目店で設備・機器の改修と「ERMOS(エレモス)※」を導入しましたが、すでに3年ほど前から他の店舗も順次リニューアルを行っていました。リニューアルを終えた店舗では、設備・機器の改修による大幅な省エネ・省コストを実現できていたので、改修による省エネ・省コストの成果は身をもって知っていたのです。
いよいよ大宮1丁目店のリニューアルを検討している時に、国の補助金制度(平成26年度エネルギー使用合理化等事業者支援事業)の案内を受け、パナソニック産機システムズ(株)(エネマネ事業者)の協力を得て、補助率1/2の申請手続きを行いました。おかげさまで無事に申請が受理され、イニシャルコストを抑えた設備・機器の改修ができました。

「ERMOS(エレモス)」とは?

パナソニック産機システムズ(株)様が提供されるエネルギーマネジメントシステムの製品、サービスであり、店舗や建物に設置された各種機器の電力使用量や温度などのデータを24時間・365日にわたって遠隔にて収集・管理し、エネルギーの「見える化」と省エネ・省コスト化の実現を支援します。

空調機器、ショーケースの改修に加え、
照明のLED化にも取り組まれたとか。

中村さま

中村さま

エネマネ事業者さんからは、「大宮1丁目店の設備・機器の改修に加えてエネルギーマネジメントシステムを導入することで、補助率1/2の補助を受けられる」という提案がありました。また、10年~15年ほど使ってきたショーケースなどのメンテナンスコストも大きな負担になっていたため、思い切って空調機器、ショーケース等を一新するとともに、ERMOSを導入することにしました。
さらに、ショーケース内も含め、店内すべての照明をLED化し、徹底的な省エネ対策を推進することにしました。生鮮食品をメインに扱う当社にとって、照明を発熱量の少ないLEDに置き換えることは、商品の品質を保つためにも役立つというメリットもあります。

新たな設備・機器の導入により、どのような成果がありましたか?

中村さま

中村さま

実際に新たな空調機器、ショーケース、冷凍機やERMOSが稼働したのは、2015年2月になります。そこから7月までの半期について前年同時期と比較してみたところ、電力使用量は約38%削減、電気料金は約27%削減を達成していました。これは期待していた以上の成果です。さらに、デマンド値も大幅に低下しており、いっそうの省コスト化を実現できるものと期待しています。
当社のような食品スーパーでは、ショーケースと空調だけで、電力使用量の約6割を占めており、照明まで含めると約8割を占めるほどになります。とくにショーケースは営業時間以外でも常に稼働しているため、高性能・高効率なものに改修することや、ERMOSの導入によるエネルギーの見える化は、非常に効果的だということを再認識できました。
店内イメージ
設備・機器の改修前と改修後の比較

来年オープン予定の新店舗は、オール電化スーパーになると伺いました。

中村さま

中村さま

既存の店舗ではガスも併用しているのですが、実際に既存の店舗でガスを使用するのは、調理の際の“湯沸かし”程度に限られているのが実情です。すでに調理機器の大半が電気を使用するものに改修しており、湯沸かしだけのために、せっかくの「オール電化割引」を利用できないのはもったいないことです。もちろん、これまでに設備・機器の改修等による省エネ・省コストの成果や、電化厨房機器の利便性を目の当たりにしていることもあって、来年オープン予定の新店舗は、当社初のオール電化スーパーにすることを決断しました。
当社では、常に関西電力さんから、上手な電気の使い方や最適な料金メニューなどについてのご提案をいただいています。新店舗についても設計段階より相談にのってもらい、オール電化への決定を後押ししてくれたのも事実です。

「ERMOS」の導入前と導入後で、どのような変化がありましたか?

中村さま

中村さま

イメージ:ERMOS「ERMOS」の導入前は、使っていない部屋の照明や冷暖房のスイッチを切る、ショーケースの温度設定をまめに切り替えるといった手探りの状態で、いわゆる「節電」を行っていました。「ERMOS」の導入後は、リアルタイムで電力使用の状況をつかむことができるようになりましたし、どのショーケースが何度設定になっているのかもひと目で分かるようになり、より確実で効果的な省エネ・省コストを達成することができました。
電力使用量をはじめとする細かいデータがエネマネ事業者さんのもとへ常に送り届けられ、しっかりと管理・提案してもらえることに、大きな安心感もあります。新たな設備・機器導入、照明のオールLED化の満足度はとても大きいですよ。

担当者のコメント
関西電力 奈良営業所 齋藤 惠千

中村屋さまは省エネ・省コスト化への高い意識をお持ちで、日頃から弊社をはじめ、エネマネ事業者様、同業他社様からの情報収集を積極的に行っていらっしゃいます。さまざまな情報、提案について慎重に比較・検討され、ベストな施策を見極めるという姿勢をお持ちだからこそ、全店での省エネ・省コスト化を達成されているのだと思います。弊社からの提案をご採用いただき、効果を実感いただけていることを、とても嬉しく感じています。

関西電力 奈良営業所 齋藤 惠千
株式会社中村屋さま

株式会社中村屋さま

奈良市大宮町1-65-5/Tel.0742-34-5696

1979年8月設立の食品スーパー。前身の中村屋商店は奈良市下清水町に1911年創業。100年以上の歴史を持つ。現在は本店となる「大宮1丁目店」をはじめ、奈良県および京都府に5店舗を展開。「お客さま本位のサービス」をモットーとし、お客さまのライフスタイル・価値感の変化に柔軟に対応しながら、絶えず地域社会に密着したサービス、鮮度と品質の高い生鮮食品を提供している。2016年には新店舗をオープン予定。新店舗は同社では初となるオール電化スーパーとなる。

掲載の情報は2015年9月現在のものです。

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