●ご挨拶(自己紹介)
認定NPO法人 子どもの心理療法支援会(サポチル)は、虐待を受けた子どもや、発達障害を持つ子どもと家族を支援することを目指し、2005年に京都市に設立されました。「子どもたち(チルドレン)をサポートする」という趣旨のもと、私たちは通称「サポチル」という名前で活動しています。私たちは心理療法を提供し、専門家を研修し、養育者や支援者をサポートすることで社会にケアの輪を広げることに尽力してきました。
①心理療法支援事業
京都・京橋・東梅田の3オフィスにおいて、低額・無料でのセラピーを提供しています。
②研修・セミナー事業
より多くの人が専門的な支援を提供できるよう、専門家の研修を行っています。
③コンサルテーション事業等
キンダーカウンセラーの派遣や児童養護施設など組織へのサポートを通して、子どもの心のケアの輪を社会に広げる活動を行っています。
①の心理療法支援事業は私たちの活動の柱であり、以下の支援を行っています。
虐待を受けた子どもの心理療法
…週1回50分の心理療法費用5000円の全額をNPOが負担
2021年10月ー2022年9月:27ケース・523万400円
2022年10月ー2023年9月:23ケース・496万1,300円
発達障害を持つ子どもの心理療法
…週1回50分の心理療法費用5000円のうち3000円分をNPOが負担
2021年10月ー2022年9月:38ケース・244万9,400円
2022年10月ー2023年9月:31ケース・202万2,000円
●プロジェクトで実現したいこと
1人でも多くの子どもと家族にケアを届けることが私たちの目標です。寄付は子どもの心理療法資金に充てるほか、広報事業を行うことで、子どもの心のケアに携わる人の輪を広げます。
●資金の運用先
いただいたご支援をもとに、以下の活動を行います。
(1)虐待を受けた子どもの支援
心理療法を通して、トラウマ体験のケアと、信頼できる関係の構築に寄与することを目指します。支援には養育者のコンサルテーション(相談支援)も含まれます。
(2)発達障害を持つ子どもと家族の支援
発達障害を持つ子どもと家族の心理療法や相談支援を通して、子どもの世界を広げるとともに家族をサポートします。
(3)子どもの心のケアの広報・啓発事業
児童福祉関係の教育研修を行うことで、子どもの心のケアに対する社会の関心を高め、携わる人の輪を広げることを目指します。
(4)社会へのアプローチ
キンダーカウンセラーの派遣や、組織へのコンサルテーション支援を通して困難を抱える子どもたちへのより良い理解と関わりを実現します。
●意気込み
これまで当団体の運営は主に会員の寄付に支えられてきましたが、支援ケースの増枠に伴い、経営上の困難を抱えています。
心のケアを支えるには、多くの人の手が必要です。今回のプロジェクトを通してより広く社会と繋がり、子どもの心のケアを支えるネットワークを強固なものにする機会としたいと考えています。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。