■ご挨拶

ページをご覧いただきありがとうございます。Homedoorで代表をしています川口加奈です。14歳の時、私はホームレス問題を知りました。19歳になり、「知ったからには知ったなりの責任がある」と思い、団体を設立しました。当事者経験のある人たちにヒアリングをし、仕事づくりを中心にホームレスになってしまった人やなりそうな人が必要だと思う機能を、少しずつ拡充していきました。

高校生の時から、困った時に宿泊できたり、ゆっくりくつろげたりする場所をつくることが夢でした。そんな夢が2018年、団体を設立して8年にしてようやく叶いました。念願の場所はアンドセンターと名前をつけました。困った時でも「ほっと安堵」できるようにとの願いを込めています。

■アンドセンターがなぜ必要なのか

「親の介護のため仕事を辞めた」
「勤めていた会社が倒産してしまった」

誰にでも起こりうることが積み重なって、ホームレス状態になってしまいます。
ホームレス状態になってしまう可能性は誰しもあり、「自己責任」というわけでもありません。

ホームレス状態になってしまうと、住所や携帯電話もなくなってしまうことが多いため、自力で抜け出すのは困難です。家を借りるにも住民票や身分証が必要になるケースが多く、仕事を探すにも連絡先を用意することが必要不可欠です。だからこそ、Homedoorでは2018年度にアンドセンターを設け、宿泊できる場所を用意し、相談に来られた方と一緒に次のステップを考えていくことを大切にしています。

2018年度は313人から相談の連絡があり、うち75人が582泊のシェルター利用をしました。ホームレスの人だけではなく、ネットカフェやコンビニのイートインコーナに、貼ってある当法人のポスターを見て来所されるケースも増えました。最近ではフリーWi-Fiを使ってインターネット検索をされる方も大勢いらっしゃいます。

■支援が必要な理由

アンドセンターの緊急宿泊は利用者は無料で利用することができます。家賃/水光熱費の支払い、家具家電の用意、リネンの洗濯、シャンプーなどの消耗品の補充、食事や衛生用品の提供などは、すべて当法人が負担しています。緊急用の部屋を5室と、相談室1室を運営するのに、賃料と光熱費だけでも募集期間の9ヶ月で150万は必要となります。皆さまからのサポートが多ければその分だけ、支援体制が充実します。

「ホームレス状態を生み出さない日本の社会構造をつくる」ことに向けて、ご支援の程何卒よろしくお願いいたします。

■返礼内容

1000ポイント以上のご支援をいただいた方には、返礼としてHomedoorが作成する「チャレンジドキュメント」をメールにてお送りします。アンドセンターに宿泊された方の声も多く掲載されています。