平成16年フローレンスは、病児保育問題を解決する「訪問型共済型病児保育」を行う団体として、立ち上がりました。その後、「小規模保育」「障害児保育」などのこれまで日本社会になかった、親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決する様々な事業を立ち上げ、一部は制度化を実現してきました。ひとり親家庭への病児保育サービスの提供、子どもの貧困が引き継がれることを防止するための制度を変えていく活動に応援よろしくお願い申し上げます。
受賞歴:日経新聞「日経ソーシャルイニシアチブ大賞グランプリ」、経済産業省『ソーシャルビジネス』55選、内閣府 『女性のチャレンジ支援賞』等多数
○認定NPO法人フローレンスについて
公式ホームページ
http://florence.or.jp/
お問い合わせはこちら
https://contact.florence.or.jp/corp/form01.html
フローレンスが取り組んでいる社会課題
●病児保育問題/ひとり親家庭の貧困
共済型・訪問型の病児保育を日本で初めて開始。延べ保育実績は3万8千件を超えました。ご寄付に支えていただいている、ひとり親家庭へ安価に病児保育を提供するひとり親家庭支援プランも今年8年目になりました。
●障害児保育問題
障害の有無に関わらず誰もが保育を受けられ、その保護者が当たり前に働くということを選択できる社会の実現を目指し「医療的ケア(経管栄養、たんの吸引、胃ろう等)」が必要な子や障害が理由で保育園に入れない子を長時間・母子分離で毎日預かる「障害児保育園ヘレン」と「障害児訪問保育アニー」を運営しています。
●待機児童問題
都市部を中心にいまだ深刻な待機児童問題を解決するため、定員19名以下(0~2歳児)の小規模保育所「おうち保育園」を運営しています。都内のほか、継続的な復興支援として宮城県仙台市でも開園し、保護者の就労支援につながっています。
●赤ちゃんの虐待死問題
虐待死する子どもの半数以上は0歳児です。望まない妊娠など、虐待につながりやすいケースの妊娠相談にのり、どうしても育てられない場合には子どもを望む夫婦に赤ちゃんを託す「赤ちゃん縁組」(特別養子縁組)により子どもの命をすくいます。