窓を通して、冬は室内から室外へ熱が逃げ、夏は室外から室内へ熱が入ってきます。
外壁と比較して窓の断熱性能は5~10倍劣るため、断熱対策は重要な省エネポイントです。
窓の断熱性能は、ガラスとサッシの組み合わせにより決まります。
効果を上げるためには、サッシを木やプラスチック製にした上で、複層ガラスを入れることが望まれますが、少なくともガラスを複層ガラスとすることが必要です。また、窓の断熱性は、既存の窓の内側に新しく内装を設置して二重窓にしても、複層ガラス窓と同程度の断熱性能が確保できます。
さらにこの場合は、防音性能も向上します。
二重窓は窓が共用部分とみなされているマンション等のリフォームでも手軽にできる方法として有効です。