ガスの炎に限らず、火が燃えるためには新鮮な空気(酸素)が必要です。
普段の環境でガスを燃やすと、生活に必要な“熱”が発生すると共に、二酸化炭素(CO2)が発生します。二酸化炭素は、炭酸飲料の成分でもあり、人の吐く息にも含まれているものですので、基本的には問題のないものです。
ところが、閉めきった室内で火を使い酸素が不足してくると、不完全な燃焼により二酸化炭素が作られず、人体に有害な一酸化炭素(CO)が多く発生する可能性があります。
これを防ぎ、安全に火を使うために必要なことが“換気”。
排気を含んだ室内の空気を外気と入れ替えて、燃焼に必要な酸素を取り入れることが大切です。
ガスの炎の色が“青い”ことは、正しく燃焼している証拠。
炎の色が“赤”であったり“オレンジ”になっている場合は、不完全燃焼となっているサインです。