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ガスの基本料金とは?
都市ガスとプロパンガスの違いについて

ガスの基本料金とは?都市ガスとプロパンガスの違いについて

新しい家に住みはじめる際に、電気やガス、水道の契約が必要になります。なかでも、ガスは「都市ガス」と「プロパンガス」の2種類に分類され、それぞれ料金や供給方法、供給区域などが異なるため、それぞれの特徴を詳しく知っておくことが大切です。

この記事では、ガスの基本料金の算出方法を紹介しつつ、都市ガスとプロパンガスそれぞれの特徴、関電ガス(都市ガス)の基本料金について解説します。また、「ガス代をもっと抑えたい」と考えている方は、最後にご紹介するガスの使い方に関する3つのポイントを実践してみてください。

ガスの基本料金とは?

一般家庭向けのガス料金は、主に「基本料金」と「従量料金」で構成されています。

ガス料金の算出=基本料金+従量料金

基本料金には、ガスメーターやガス容器、調整器、高圧ホース、供給配管など各種設備の償却費用をはじめ、ガスを安全に使用するためのメンテナンスにかかる必要な諸経費などが含まれています。

一方、従量料金はその名のとおり使用量に応じて変動する仕組みとなっており、従量単価に使用量をかけて算定されます。

従量料金(円/m³)=従量単価×その月のガス使用量

なお、基本料金や従量料金は事業者ごとに金額設定が異なるのが特徴です。

都市ガスの特徴

都市ガスの特徴

ガスには、「都市ガス」と「プロパンガス」の2種類があり、それぞれ異なる特徴があります。まずは都市ガスの特徴からご紹介します。

■都市ガスの概要

都市ガスは、燃える気体「メタン」を主成分とする天然ガス、海外から輸入する液化天然ガス(LNG)が原料の大半を占めるガスです。原料は無色・無臭ですが、ガス漏れなどの非常時にすぐ対応できるよう臭いがつけられています。LNGタンカーで運ばれたのち、専用の製造設備で気化・熱調などが行われ、道路の下にあるガス管を通じて家庭に供給されます。

関電ガスでは、この都市ガスでのガス供給を行っており、海外から輸入したLNGを製造設備で気化させて供給しています。ただし、供給については大阪ガスネットワークの導管網を利用して家庭にお届けしているため、万が一関西電力の製造設備にトラブルが発生した場合でも、お客さまへのガス供給に支障はありません。

■対応エリアが限定されている

都市ガスの主な特徴は、対応エリアが限られており、基本的に都市部でのみ提供されていることです。関電ガスであれば「大阪ガスネットワーク、もしくは大津市企業局の都市ガス供給エリアでのみ利用できる」といったように、各事業者によって供給区域が異なるため、契約に進む前の確認がマストです。

■熱量が低い

1㎥あたり約24,000kcalの熱量を持つプロパンガスのほうが、同じ体積の都市ガスの2倍以上発熱できます。そのため、都市ガスのデメリットとして「プロパンガスよりも火力が弱い」と言われることがありますが、正確にいえばこれは誤りです。家庭用ガス機器は最大火力が決まっているため、同じガス機器を用いる場合はプロパンガスでも都市ガスでも同等の火力となります。

関電ガス(都市ガス)の基本料金・計算例

ここでは、関西電力が提供する都市ガスサービス「関電ガス」の計算例などをご紹介します。
関電ガスでは、使用量に応じて、下記A〜Hの8段階の基本料金が設定されています。この基本料金に変動する従量料金を足した金額が、ガス料金となります。

料金表 料金区分 ガスご使用量 料金単価(税込、円)
A 基本料金 0m³/月から20m³/月まで 758.90
B 基本料金 20m³/月をこえ50m³/月まで 1,262.33
C 基本料金 50m³/月をこえ100m³/月まで 1,266.83
D 基本料金 100m³/月をこえ200m³/月まで 1,683.41
E 基本料金 200m³/月をこえ350m³/月まで 3,043.33
F 基本料金 350m³/月をこえ500m³/月まで 3,353.47
G 基本料金 500m³/月をこえ1000m³/月まで 6,357.69
H 基本料金 1000m³/月をこえる場合 6,673.44

<関電ガスにおけるガス料金計算例>
一般家庭におけるガス使用量(30m³)を基準にした場合、関電ガスでの料金は次のような計算となります。

  • 1ヶ月のご使用量・・・30m³
  • 原料費調整単価・・・30.02円/m³
    • ※電気セット割引を適用する。
基本料金 1,262.33円
従量料金 料金表B
(20m³をこえ50m³まで)
4,009.80円 = 133.66円/m³ × 30m³
小計 ① + ② 5,272.13円 = 1,262.33円 + 4,009.80円
電気セット割引 ③ × ▲3% ▲159円 = 5,272.13円 × ▲3%(円位未満切り上げ)
原料費調整額 原料費調整単価
:30.02円/m³
900.60円 = 30.02円/m³ × 30m³
請求金額   6,013円 = ③ + ④ + ⑤(円位未満切り捨て)
  • ※上記記載のガス料金計算例は、消費税等相当額を含みます。
  • ※ガスのご使用を開始または廃止される場合は、上記によらず日割り計算をいたします。
  • ※原料費調整単価は、2022年8月分を適用しています。

関西電力の電気のご契約とガスのご契約をセットにすれば、毎月のガス料金から3%の割引が適用されます。また、電気とガスのお申込みはWEBでいつでもまとめて行うことができます。詳細はこちら

  • ※電気セット割引は、ガス料金からの割引であり、電気料金からの割引ではありません。割引対象額は、基本料金および従量料金(原料費調整額を除く)の合計です。同一需要場所において、同一名義により当社が別途指定する電気需給契約を締結いただいている場合に、ガス料金から3%割引いたします。

プロパンガスの特徴

プロパンガスの特徴

続いては、プロパンガスの特徴についてご紹介していきます。

■プロパンガスの概要

プロパンガス(LPガス)の原料は、プロパン・ブタンを主成分に持つ液化石油ガス(LPG)で、そのほとんどを海外から輸入しています。都市ガスとの最大の違いは供給方法で、実際にガスの入ったボンベを事業者が家庭に直接供給する仕組みです。ボンベさえ設置できれば全国どこへでも供給可能なため、郊外や島しょ部、山間部などにおいても利用されています。

<プロパンガスの利用料金目安>(消費税込み)

2023年10月 5㎥ 10㎥ 20㎥ 50㎥
北海道局 6,722 11,009 19,155 42,346
東北局 5,885 9,812 17,277 37,875
関東局 5,170 8,434 14,725 32,501
中部局 5,530 8,967 15,499 33,327
近畿局 5,293 8,538 14,719 31,906
中国局 5,828 9,376 16,022 34,392
四国局 5,429 8,755 15,008 32,359
九州局 5,419 8,780 14,958 31,459
沖縄総合事務局 5,521 9,176 16,112 35,443
全国 5,487 8,942 15,499 33,656
  • ※価格には基本料金を含みます
    (出典元:一般財団法人日本エネルギー経済研究所石油情報センター「一般小売価格 LP(プロパン)ガス 確報(偶数月調査)」より作成)

■全国どこでも利用できる

プロパンガスは、全国どこでも利用できる可搬性の高さが特徴として挙げられます。液化石油ガス(LPG)を主原料とするプロパンガスは液体にしてガス容器に充てんできるため、郊外はもちろん、島嶼部や山間部などにもスムースに運搬できます。一般的な民家はもちろん、災害時における避難所や仮設住宅などのエネルギー源としても重宝されています。

■途中解約すると違約金が発生することも

賃貸集合住宅におけるプロパンガスには「無償貸与契約」と呼ばれる契約方法があり、初期費用ゼロで設置できますが、事業者が設置するかわりに、自社のガスを一定期間使ってもらうという契約です。この契約では途中解約した場合に数万円の違約金が発生する可能性もあり、初期費用がかからずとも、結果的に大きな出費になってしまいます。プロパンガス契約時には契約書をよく読んで、工事費や契約年数を確認しておきましょう。

ガス料金を節約するポイント

近年は、世界情勢の影響でガスをはじめとする光熱費の高騰が深刻化しています。家計のためにも、環境のためにも省エネを目指していきましょう。最後に、ガス料金の節約につながる3つのポイントをご紹介します。

■追い炊き機能を使わない

お風呂の「追い焚き機能」をよく使うご家庭も多いかもしれませんが、実は多くのエネルギーを燃焼しています。もちろん一度お湯を抜いて張り直すよりは水道代、ガス代ともに安いですが、毎日の使用は避けたほうがよいでしょう。仮に、毎日4.5℃低下した湯(200ℓ)を追い炊きしていた場合、追い焚きをやめるだけで7.5%(※1)もの省エネ効果(削減率)が期待できます。なるべく追い焚きを使わなくていいように、間隔を空けずに入浴していきましょう。

  • ※省エネ効果は自立循環型住宅設計ガイドライン設定モデル住宅(一般モデル)を用いた東京での年間のガス消費量の推計値を元に算出した値です。地域・気候条件によって省エネ効果は変動します。

■暖房器具は設定温度を低めにする

ガスファンヒーターをはじめとする暖房器具を使用する際は、消費エネルギー量を減らすために設定温度は低めにしましょう。仮に、設定温度を21℃から20℃にした場合(外気温度6℃、暖房の使用時間:9時間/日)、年間でガス8.15m3の省エネ、約1,320円の節約につながります(※2)。

また、使用時間の短縮もガス料金節約に効果的で、毎日わずか1時間運転を短縮するだけで年間約2,050円も節約できます(設定温度:20℃)。寒い時期はずっと暖房をつけていたくなりますが、“必要なときに適切な温度でつける”を意識しながら、無理のない範囲で節約を目指しましょう。

【まとめ】ガス料金を節約してみよう

基本料金・従量料金や初期費用、供給方法など、「都市ガス」と「プロパンガス」はそれぞれ特徴が異なります。

どちらを選ぶとしても、ガス料金を抑えるためには省エネへの意識が大切です。調理家電の活用や暖房器具の温度変更などガスの使い方を工夫して、ガス料金を賢く節約していきましょう。

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