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引越しの挨拶はどこまで必要?
最適な時間帯や品物、マナーも解説

引越しの挨拶はどこまで必要?最適な時間帯や品物、マナーも解説

引越しをする際、地域にいち早くなじむために近隣の方への挨拶をすべきかどうか悩む人も多いかもしれません。なかには、近所付き合いをしないというスタンスを取る人も。

例外もありますが、マナーとして近隣の方に挨拶をしておいた方が、その後の生活がしやすくなります。知らない人のお宅に訪問するのは、気が重いかもしれませんが、近隣の方と良い関係を築くためにも挨拶をしておくのがおすすめです。

本記事では、引越し先での挨拶のマナーや挨拶品の選び方について解説します。

  • ※本記事での解説内容は一般的な意見のため、地域等よっては挨拶の仕方やマナーが異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。

引越しの挨拶をするメリットは?

引越しの挨拶をするメリットは?

引越しが決まった場合、近隣の方に挨拶をしようかどうか迷うこともあるかもしれません。しかし、挨拶をしておくことで、自分たちにさまざまなメリットがもたらされることもあるのです。

引越しの挨拶をするメリットは主に3つあります。

■地域の情報を提供してもらえる

引越しをした当初は、その地域のことについてわからない点が多いため、不安を感じる人もいるでしょう。しかし、引越しの挨拶をすれば、地域の情報について近隣の方に教えてもらえるかもしれません。

たとえば、病気やケガをした場合、近隣の方に相談すれば、地域で評判の良い医療機関の情報を教えてもらえるかもしれません。もちろんインターネット上で口コミを調べることもできますが、インターネットではわからない地域住民の生の声を得られるのは大きなメリットでしょう。

また、子どもがいる場合は幼稚園や学校の情報や評判のほか、地域の治安なども教えてもらうことができれば、安心して生活できます。

■近隣トラブルの回避

引越しの挨拶をしておけば、ご近所トラブルも避けやすくなるかもしれません。たとえば、ゴミ出しのルールが厳しく、暗黙のルールを課している地区もあります。

引越しをした際に挨拶へ行けば、地区内のルールについて教えてもらえる可能性があるので、前もってトラブルを避けて行動できます。また、子どもやペットがいる場合は、きちんと挨拶しておけば多少の騒音も許容してもらえることもあるでしょう。

■万が一の事態の際に協力し合える

引越しの挨拶は近隣の方と仲良くなるチャンスです。不慣れな土地で顔見知りの人がいるのといないのとでは、精神的な安心感も違ってくるでしょう。

事前に仲良くなっておくことで、地震・洪水・台風などの非常事態があった際に、お互いに情報を交換したり、助け合えたりしやすくなるのも大きなメリットです。

引越しの挨拶をしなかった場合、デメリットは?

引越しの挨拶をしなかった場合、デメリットは?

ただ、ご近所付き合いが苦手な方やそもそもご近所付き合いをしたいと思っていない場合は、引越しの挨拶もしたくないと考えているかもしれません。しかし、引越しの挨拶をしなかった場合、主に以下のようなデメリットが考えられます。

■騒音トラブルなどによって関係性が悪くなる

引越しの挨拶をしなかった場合、近隣の方と面識や関係性がない分、どんな人が住んでいるかがわかりにくいため、些細なことでもトラブルになるかもしれません。

たとえば「騒音問題」などが挙げられます。子どもの泣き声や足音、ペットの鳴き声などは、不快に感じる方も少なくありません。もともと子どもが住んでいることやペットを飼っていることを近隣の方が知らないと、少し騒音があっただけで、厳しく注意されるケースもあります。

あらかじめ、子どもやペットがいる旨を伝えておけば、近隣の方も許容してくれることもあるので、大きなトラブルには発展しにくいでしょう。

■挨拶しない非常識な人と思われる

引越しをしたからといって、必ずしも近所付き合いをする必要はありません。とはいえ、さまざまな方が住んでいるため「引越ししてきたのに挨拶をしない人は非常識」と考える方も一定数いるでしょう。

非常識だと思われていることがわかった時点で慌てて近隣の方に挨拶しても、一度与えてしまった悪い印象を覆すのは、容易なことではありません。近隣の方と同じ地域で心地よく生活していきたいなら、引越ししたら挨拶しておくと良いでしょう。

引越しの挨拶をしておけば、近隣の方から話しかけてくれることも。安心して新しい環境に慣れることができるでしょう。

■事件や事故に巻き込まれても頼れない

日本は、地震・洪水・台風などの自然災害が多い国です。災害だけでなく、事件や事故に巻き込まれる可能性もあります。そんなときに近隣の方と顔見知りになっていたら、いざというときに手助けしてもらえるかもしれません。

近所に住んでいても、あまり話したことがない人にまで救いの手を差し伸べてくれるとは限りません。そのためには、引っ越した段階から関係性を持っておくことが重要。濃い付き合いをしていなくても、ある程度面識があればいざ困ったときに助けを求めやすくなるのです。

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引越しの挨拶はどこまでやるべきか

引越しの挨拶はどこまでやるべきか

引越しで挨拶をすると決めたとしても、隣近所のどの範囲の方まで挨拶すべきかわからないという人も少なくないでしょう。挨拶する範囲を自己判断で決めても、挨拶をしなかった方から嫌われるような事態は避けたいと考えている方もいるはずです。

引越しの挨拶をどこまでやるべきかは、住む予定の家の種類(一軒家か集合住宅か、賃貸物件か持ち家か)や自分以外の家族がいるかによって異なります。

■一軒家の場合

一軒家に住んでいる場合、両隣と向かいの3軒、裏の3軒の合計8軒に挨拶しましょう。特に一軒家の場合は、町内会への加入が必要になることが多く、近隣の方と顔を合わせる機会も少なくないため、挨拶に回る方が良いでしょう。

地域独自のルールを持つ町内会もあるので、挨拶の際に確認しておくことが重要です。また、挨拶する範囲外であっても、自治会長がいらっしゃる地域であれば、自治会長へも挨拶をしておいた方が、近隣の方とスムーズに親しくなれるでしょう。

■集合住宅の場合

マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、両隣の方に挨拶しましょう。さらに生活音によるトラブルを避けるために、住んでいる部屋の上と下の階の部屋にも挨拶をしておくことをおすすめします。

■賃貸物件に引っ越す場合

持ち家ではなく、賃貸物件に引っ越す場合は、大家さんと管理人さんにも挨拶しましょう。できれば引越し作業をする前に顔を合わせておくと安心です。

■同居家族がいる場合

引越し先で家族またはパートナーと同居する場合は、一緒に挨拶回りをした方が近隣の方との距離を縮められるでしょう。双方の家族構成もわかるので、より地域に溶け込みやすくなります。

子どもを連れて行くと迷惑がかかるからと敬遠される方もいますが、子どもと面識を持ってもらうことで騒音トラブルを回避できることもあります。近隣の方に子どもに声をかけてもらえるようになると、何かあったときに助けてもらえるといった効果もあるため、できるだけ子どもを連れて挨拶回りをするとよいでしょう。

■例外的に、女性の一人暮らしなら挨拶しない方がいいことも

基本的に、引越しをする際は挨拶をしておく方が良いですが、女性の一人暮らしの場合は例外です。なぜなら、女性が一人で住んでいることがわかると、事件に巻き込まれたり、近隣の方とトラブルになった際に下手に見られてしまったりする可能性があるからです。

それでも挨拶をしておきたいという場合は、危険を避けるために家族や知り合いの男性と一緒に行くのをおすすめします。

■挨拶をした相手で困ったことが発生したら

近隣の方へ挨拶した際に相手が話好きのため、ついつい長話に付き合わされるケースも少なくないでしょう。無視するわけにもいかず、困った経験がある方もいるかもしれません。

話が長くなりそうと感じた場合は、「また改めて聞かせてください」とやんわり伝えれば問題ありません。また、引越しで挨拶したタイミングでいきなり相手のプライベートに踏み込むような質問をすると、悪い印象を与える可能性もあるので避けましょう。

引越し挨拶の最適なタイミングは?

引越し挨拶の最適なタイミングは?

引越しの挨拶をしたいけど、どのタイミングで挨拶をすれば良いのかわからないという人もいるでしょう。ここでは引越しの挨拶に最適なタイミングについて解説します。

■引越し挨拶のタイミングは「引越し前日」がベスト

引越しの挨拶をする最適なタイミングは「引越しの前日」です。引越し当日には荷物の搬入による騒音や交通の妨げのために迷惑をかけてしまうかもしれないため、前もって挨拶回りをしておくと安心です。

■時間帯は昼間を選ぶ

挨拶をする時間帯は、10〜12時、13〜16時台がベスト。昼食の時間帯を避けて、夕食などで忙しくなる17時前までに挨拶にうかがいましょう。日中に不在だった場合は、18時〜19時台に訪問します。

何度うかがっても不在が続く場合は、郵便受けやドアノブに挨拶状とのしをつけた挨拶品を入れておきましょう。

引越しの挨拶品選びのポイント

引越しの挨拶品選びのポイント

近隣の方と心地よい関係性を築くためには、引越しの挨拶をする際に挨拶品を用意しておく必要があります。

■挨拶品の相場は1,000円程度

挨拶品の相場は、1世帯あたり高くても1,000円前後のもので十分です。ご近所の方と大家さんや管理人さんとで挨拶品の金額に差をつけても問題ありません。

「なるべく高い品を渡さないと失礼にあたるのでは?」と考えるかもしれませんが、あまりにも高価なものを渡してしまうと、かえって相手に気を遣わせてしまう可能性があります。

■おすすめはお菓子や日用品

引越しの挨拶品としてふさわしいものは、お菓子、生活必需品(洗剤やラップ)、ギフトカードなどです。お菓子は、不在で渡せない期間がある点も考慮して、消費期限が1か月以上あるものを選びましょう。

洋菓子は子どものいる家庭、和菓子は幅広い年代の方に贈りやすい商品です。トイレットペーパーやラップなどの生活必需品は、いくつあっても困らないので喜ばれます。

また、Amazonギフト券、JCBやVISAのギフトカード、デパートの共通商品券なども喜ばれますが、金額が高すぎないものを選びましょう。

逆に、主に以下のようなものは、挨拶品に向いていないので渡さないようにしましょう。

  • ・日持ちが悪くすぐに利用できない生鮮品
  • ・香りの強いもの
  • ・かさばるもの

これらの商品を挨拶品として選ぶと、逆に良い印象を持たれない可能性があるので注意が必要です。

引越しの挨拶品で知っておきたいマナー

引越しの挨拶品で知っておきたいマナー

引越しの挨拶の際に、ただ品物を手渡すだけではかえって失礼になることもあります。一般的なマナーも覚えておきましょう。

■挨拶品には「のし」をつける

引越しの挨拶品を渡す際には「のし」をつけましょう。のしをつけたい場合は、大型スーパーやデパートなど挨拶品を購入した店舗で頼めば、対応してくれるケースがほとんどです。

特に戸建ての住宅街や分譲マンションに引っ越す場合は、のしつきで挨拶品を渡した方が丁寧でマナーのある印象を与えられます。のしには名前を記入するため、相手に名前を覚えてもらえやすくなるというメリットもあります。

■のしは「紅白の蝶結び」に

のしに使われる水引は紅白の蝶結びを選びましょう。紅白の色がお祝い事に使われる点や蝶結びが何度も結び直せるため縁起が良いとされているからです。ただし、結婚式などで使われる結び切りと間違えないように注意しましょう。

■のしの表書きにも注意

そして、表書きは新居への挨拶品なら「御挨拶」や「粗品」、旧居への挨拶品の場合は「御礼」や「粗品」となるので注意が必要です。

■のしのかけ方は「外のし」を選ぶ

なお、のしのかけ方には、内のしと外のしがあります。引越しの挨拶では外のしが一般的なので、挨拶品に包装した上からのし紙をつけましょう。のしが表に見えるため、名前を覚えてもらいやすくなるのです。

【まとめ】ご近所さんとの関係性を築くために、
引越しの挨拶をしよう

長期的に居住する目的で引越しをする際は、ご近所さんと良い関係を築かなければ、安心して生活できません。そのため、なるべく引越し前にご近所さんへ挨拶回りをしておきましょう。引越しの挨拶をしておけば、その地域の情報を教えてもらえるだけでなく、トラブル防止にもつながります。

また、挨拶品は1,000円前後のものを選べば、気を遣わせる心配がありません。挨拶品をのしつきで渡せば、丁寧な印象を与えられるので、スムーズにご近所付き合いができるようになります。これから引越しをする予定の方は、近隣の方への引越しの挨拶をすることを前提に、今回の記事を参考に挨拶の仕方をチェックしておきましょう。

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